突然ですが、今月から「スギダラな人々探訪」は装いも新たに、「スギダラなアイドルを探せ!」というコーナーに変貌いたします!・・・もちろん、冗談です。
いきなりドカン!とアイドル写真みたいに登場したのは、この度、秋田支部ソウル出張所長に就任した「温だら」こと菅原温子さんです。秋田支部長 菅原香織さんの妹さん・・・ではありません。
なぜ、秋田支部にソウル出張所が?
菅原温子さんは秋田支部長の菅原香織さんの大学の教え子で、卒業後スペースデザインの仕事をされていたのですが、留学の夢を叶えるために昨年の9月に退職。その後英会話を学ぶかたわら、菅原香織さんの研究室でアシスタントをされていたのですが、現在、インターンシップで韓国のデザイン事務所にに行ってるのです。4月末から6月20日頃までと聞いていますので、結構な長期インターンですよね。そこで韓国にスギダラを広めるミッションを授けたわけです。
韓国には杉はありません。針葉樹では松が多いのですが、余るほどある訳では無く、トレンド的にも木材を活用した建築、インテリアは主流ではないようです。少なくともスギダラでよくやっているような無垢の材を大胆に使ってる事例をあまり見かけません。内田洋行にも韓国のお客さんがよくいらっしゃいますが、杉のカウンターなど見て感銘を受ける方が実に多いんです。具体的に「買いたい」というお客さんが何件もありました。
急激な成長を遂げた国にありがちですが、韓国でも過去の素晴らしい文化や技術を捨ててしまっているところが多々あるようです。なのでスギダラな空間の素朴なんだけどどこか新しさのある雰囲気に触れるととても心地良いと感じてくれるのだと思います。
菅原さんには韓国でのデザインを学ぶだけでなく、スギダラが目指しているデザインや社会との繋がりを韓国の仲間に伝えて来て欲しいと思っています。温だらさんの韓国デザイン奮闘記を綴ったブログもありますので、激励してやってください。→http://nukuko.exblog.jp/
菅原さんは窓山デザインコンテストで特別賞(緑の列島ネットワーク賞)を受賞しており、去る5月27日に窓山現地で行われた授賞式のため一時帰国してくれました。窓山デザインコンテストの授賞式の模様は→http://www.madoyama.jp/diary/index.html
冒頭にドカンと掲載した写真はこの授賞式の時に撮影したものです。
実は月刊杉WEB版2周年記念としてスギダラカレンダーを作ろう!なんて話があるところで盛り上がっておりまして、スギダラ美女カレンダーなんてアイデアも飛び交う始末。僕もこの授賞式に参加したのを折りに、念のため秋田のスギダラ美女の写真を取り集めておった訳であります。その一人が温だらこと菅原温子さんの1枚でした。念のためね・・・
ちなみにパソコン画面で使うためのデスクトップカレンダーとしてサンプルで作ったものがコレです。↓ |