JR九州/大分支社 地場産木造オフィス大作戦
  新しい物語と価値が生まれ始めている大分支社
文/ 若杉浩一
   
 
  最近のJR九州は凄い。仕事を超え、地域と歩もうとする豊かさや大志を感じる。最近の企業は、悲しい。ビジネスや業績にとらわれ、市民や未来を、置き去りにしている。結局、企業ではなく、人なのだ。僕らが「杉を通じて」学んだ事、それは、未来に思いを馳せ、未来の恵みの為に、今の苦役に身を投じたこと。 そして今我々がその「杉という魂」をどのように未来に繋げられるか?
   
  解っちゃいるけど、始まらない。解っちゃいるけど今をやめられない。 しかしそれは解っていないと同じ。 行動し、重ねる事で、実体化し、エネルギーが宿り、大きな未来の動きになっていく。
   
  その一歩、その一歩の積み重ねを、JR九州という大企業が歩んでいる。 きれいごとではなく、仲間とともに地道な一歩を歩んでいる。 目先ではない、見えない事を通じて、社員が喜びを感じ成長し、そして未来の大きな価値をつかむために、歩んで行く。
   
  素晴らしい事だ。奮い立つ。 仲間がいて、助け合い、喜びあい、讃えあう。 どうやら、新しい物語と価値がここから生まれ始めている。 津高さん、福田さん、腰原さん、三宮さん、ありがとう、おめでとう。 さあ、これから、まだまだやりましょう。
   
   
   
   
  ●<わかすぎ・こういち> インハウス・プロダクトデザイナー
株式会社内田洋行 テクニカルデザインセンターに所属するが、 企業の枠やジャンルの枠にこだわらない
活動を行う。 日本全国スギダラケ倶楽部 本部デザイン部長
『スギダラ家奮闘記』web単行本:http://www.m-sugi.com/books/books_waka.htm
『スギダラな一生』web単行本:http://www.m-sugi.com/books/books_waka2.htm
   
 
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