連載
  吉野杉をハラオシしよう!〜“駆け出し”専務の修行日記〜第48回
文/写真  石橋輝一
鍛え系杉連載。さぁ、吉野中央3代目と一緒に勉強だ!  
 
 
  昨年より吉野で進行中の吉野杉「樽・桶」プロジェクト。
   
  吉野杉の木桶での日本酒の仕込みが始まります。2月頭から仕込みに入り、3月頭に新酒が完成する運びとなりました。樽・桶の材料の本場である吉野で、長らく途絶えていた木桶仕込みによる日本酒が復活です。
   
  木桶の寿命は、日本酒で20〜30年、その後、醤油や味噌で100年以上使われます。この木桶がこれから刻んでいく100年以上の歴史の中の記念すべき1年目。最初の3年くらいは日本酒に木香(きが)が乗りやすいといいます。まさに今年だけの味わいです。
   
  こんなに素晴らしいお酒を吉野だけで楽しむのは勿体ない!
日本中のみんなにも知ってもらって、味わってもらいたい!
   
  そこで、初絞り試飲大会を開催します!
   
  2011年3月5日(土)!
  「銘木と銘酒の町フォーラム〜産業と文化のまちづくり〜」主催:吉野ウッドプロダクト
   
  吉野ウッドプロダクトのホームページにイベント概要の「速報」がアップされています。
http://www.yoshinostyle.com/index.html
   
  吉野の製材所が集まる吉野貯木団地の吉野川を挟んでの対岸に位置する「上市」地区がメイン会場になります。上市は名前のごとく、木材を中心とする市場町として栄え、江戸時代には伊勢街道沿いの町として栄えました。現在でも当時を偲ばせる商家や民家、酒蔵が立ち並んでいます。
吉野の木材業、酒造業という地場産業の振興、地域の文化の再発信というテーマに相応しい場所であると考えています。
   
  詳細は現在企画中ですが、3月5日の夜には大交流会も開催します。
翌6日にも関連イベントで盛り上げたいと考えています。いろいろ決まり次第、ご報告させて頂きます。
   
  3月5日と6日、ぜひ吉野にお出で下さい!
お待ちしております!
   
 
  美吉野醸造の酒蔵です。木桶から湯気が出ています。これは「湯ぶり」という作業で新しい木桶の仕込み前に必ず行われます。桶に熱湯を入れて、赤味の色素と余分な木香を抜きます。杉の心地よい香りが蔵いっぱいに広がりました。
   
  つづく
   
   
   
   
  ●<いしばし・てるいち> 吉野杉・吉野桧の製造加工販売「吉野中央木材」3代目(いちおう専務)。杉歴5年。杉マスターを目指し奮闘中!
吉野中央木材ホームページ: http://www.homarewood.co.jp
ブログ「吉野木材修行日記」: http://blogs.yahoo.co.jp/teruhomarewoodもよろしく!ほぼ毎日更新中です。

『吉野杉のハラオシをしよう!』web単行本: http://www.m-sugi.com/books/books_ishibashi.htm
   
 
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