特集 スギ天 (スギダラ天竜支部)
  スギ天メンバーズ

文/写真 袴田彩子

 
先日、ナグモ大親分より、「次回の月刊杉Webは、スギ天特集でどうだろうか」との打診を頂きました。
広報宣伝部長・キャッシーは、たじろぎました。
「そんなこと言われても、活動あんまし してないよ・・」
そして思い直す、
「いや、これを機に、動けばいいのでは」
   
  そう、スギ天動いてみよう、宣言です。
何ができるか分からない、というか、大層なことはできるかってなもんです。まずは動いてみる。ハングリーな感じで、ゼロでもいいじゃない、やってみよう、そういう精神で動いてみましょうよ、という宣言です。
   
  動いてみよう第一弾は、このスギ天特集への投稿です。この投稿がきっかけとなり、メンバーが座談会(会議)を開こうという機運になりました。
ちなみに座談会では、長良スギダラツアー(岐阜)を企画します。
   
  さて、広報宣伝部長キャッシーからの寄稿は、スギ天メンバーのご紹介としたいと思います。もともとは、スギ天座談会を開くにあたり、初対面の方も多かったため、事前に少しでもお互いの情報を知っていれば当日話しやすいかなと考え、夜な夜なお送りしたメンバーのプロフィール紹介(キャッシーが把握している部分だけですが)を、再編集したものです。
   
  これにより、スギ天のメンバー像が、少しでも皆さんの心に届けば幸いです。
   
 
   
 

●山口支部長

なんといっても、記念すべき月刊杉Web第1号の「スギダラな人びと探訪」に紹介された知る人ぞ知る草創期スギダラ重要人物。

完全に怪しい団体名「スギダラケ倶楽部」からやってきた、完全に怪しいノリの2名(ワカチヨ)からの依頼を快く受けてしまう懐の深さは、もはや推し量れません。

現在山口さんは(有)アマノに在籍。 
製材所です。杉のど真ん中、”日々是杉”的生活をされているわけです(たぶん)。

写真中央が山口支部長
   
  スギダラのメンバーというのは、杉関係者じゃないメンツがいるおかげで、思いもよらない切り口や視点が出てきて面白いわけですが、だからと言って全員がシロウトでは、進みません。キャッシーをはじめとした完全シロウトメンバーを導いてくださる頼もしき杉職人、山口さんです。
   
 
   
  ●野木村さん(静岡班班長)
   
  野木村敦史公式Web:http://www.geocities.jp/nogimuracompany/main/new/profile-n
   
  もう公式Webを見たら全てが分かるような気もしますが・・・
本拠地は静岡市。
   
  先日キャッシーは工房にお邪魔し、そのあと、”しぞーかおでん”を頂いてきたところです。バックグラウンドが構造エンジニアのため、作られる家具も、構造的萌え要素が入っている(とお見受けしました)のです。
   
  「ユイス展」:http://www.m-sugi.com/44/m-sugi_44_yuisu2.html
   
 
  静岡班集合会の様子。一番右が野木村さん。
   
  そして、内田洋行絡みでスギダラに関わりを持つことに。これまで比較的一匹狼な活動をされてきたとのことですが、昨秋の宮崎「飫肥杉大作戦」にはいきなり現地に飛び、バンガローに泊まり、50−60人はいたかというスギダラメンバーの大騒ぎの渦中で、中でも最もぐるぐると回っていた方です。いやはや、初参戦であの人数の中、ど真ん中に飛び込んで行ける方はなかなか少ないです。
さすがです。
  本人目線のレポート:http://nagaresugi.exblog.jp/12380403/
   
  ちなみに声が素敵です。
ナイスボイス。マイルドボイス。
そうだ、あと鯖好き。
   
  また、昨年12月の、岐阜スギダラツアーにも参戦、親和木材さんを見学しました。
   
  この親和木材さんは、「製材から家具製作まで」という、幅広いレンジを持っていらっしゃる工場です。スギダラ長良ツアーでは、メインで見学をさせて頂こうと思っています。
   
  <企画案>
スギダラ長良ツアー 僭越ながらお酒をのみながらツアー(岐阜親和木材ツアー)
→開催は5月後半を狙う
→これから検討します。
   
 
   
  ●川根本町役場 トニーこと鈴木さん
   
  さきほど判明しましたが、鈴木さんは、なんとスギダラ会員ではなかった!(なぜなら、会員になったら本業そっちのけでのめり込むから) 会員にならない理由がアツい! なんて方なんでしょう。
激アツです。月刊杉Webに3回も登場されています。そして、今回のスギ天特集でも寄稿いただいています。
 

http://www.m-sugi.com/46/m-sugi_46_umino.htm
http://www.m-sugi.com/47/m-sugi_47_chiyo.htm (一番下)
http://www.m-sugi.com/54/m-sugi_54_dokusha.htm

   
  海野さんというのは、スギの聖地宮崎の、キャッシー的にはスギダラの始祖とも呼ぶべき方なのではないかと思っている方です。杉をキーワードに、ITの力で、宮崎と静岡がつながっているのですね。
   
  さらにトニーさんは、スギ天のブログにも時々コメントを下さっており、まさに、
動かずにはいられない、
発信せずにはいられない、
だからとにかく行動する!
そんなスギダラ魂を持った方、それが鈴木さんです。まだお会いしたことはありませんが、ひしひしと伝わってきます。
   
  若杉さんの受け売りですが、変革には「ばか者」「よそ者」「若者」という3者が大事だとのこと。既存の価値観を壊しながら、想いだけで向こう見ずに走り切ることができる、そういう3者です。走り切った先に、これまでにない価値が少しでも生まれたことが見えれば(実感できれば)、既存価値観の世界に住んでいる人たちも気付き始める。動き出せる。
   
  そりゃそうです。既存(過去)があるから今がある。それが悪い訳じゃない。ただ、留まり続ける場合、だんだんつまらなくなっていく場合がある。つまらないくらいなら、変わってみるのもいいもんだ(面白いもんだ)ということだと思うのです。
   
 
   
 

●おもちゃ屋シンプリィ 山本さん

キャッシーが2008年7月にUターンした際に、最初にスギダラのお声がけをした方です。

佐鳴台(浜松のほぼ中心部)にお店を構えていらっしゃいます。
http://www.simply-jp.com/

ブログ、面白いです。
写真が美しい。優しい。

扱っているおもちゃも、自然素材を使った、人にも環境にもやさしいものを取り揃えていらっしゃいます。お店の中は、時間がとてもゆっくり流れている感じがしました。

 
   
  第0回スギ天会(2008)は、山本さんとキャッシーの2人で(支部長は風邪でダウンで泣く泣く欠席)、3時間くらい語っていたように思います。
   
  当時、「ネイチャーゲーム」(自然の中でゲームをして楽しむ)に興味があるとおっしゃっていましたが、今ではインストラクターとして地元や各地を飛び回ってゲームを開催されている様子。願っていたことを、わずか2年で実現されている。素敵です。
   
  そして先日、約2年ぶりにご連絡したところ、お仕事とネイチャーゲームでの出張の合間にお返事をいただきました。いやはや、2年も音沙汰せずすみません! でも、いきなりのアクションへのリアクション、嬉しかったです!
   
  スギダラのメンバーって、第一印象が「変な人」「暑苦しい」あと「声が大きい」ということが多いのですがその中で、「優しそう」「安心できる」といったレアなキャラクターを確立されるのではないかと、キャッシーは密かに期待しています。
   
 
   
  ●デジタルセンセーション 坂根社長
   
  全国で5番目のスギダラ法人会員登録を即決くださった社長です。
http://www.digital-sensation.jp/
   
  ちなみにまだ若いです。30代です。ロマンスグレーなちょい悪オヤジを想像すると間違えます。関西出身、空手近畿大会チャンピオン、30代にしてプログラムを書いて30年以上のキャリア、これらを統合して頂くと、坂根社長です。
   
  山口支部長が参加した杉PAO建立の当事者でした。この杉PAOは、現在デジタルセンセーション社内に移設されています。
http://www.m-sugi.com/02/m-sugi_02-chiyo.htm
 
  前列左から2番目が坂根社長です。
   
  この、杉PAOという第一のスギの波があり、杉についてアツく語るキャッシーという第二の波(キャッシー的には通常のテンションで話していたつもりが、相当力強い印象だったらしい)がやってきて、じゃあオレたちも波乗りしちゃおうかな!! という気持ちになったわけです(たぶん)。
   
  杉初心者(自己申告)、そして花粉症まっただ中の社長。スギダラ化しちゃってください!
   
  社長から、「結局スギダラって何なんですか?」って何度か聞かれた気がします。おそらく、「わあ面白そう!」と思っちゃうこと、そして「オレも関わってみよ!」といって飛び込むこと。それ自体がスギダラだと思います。
自分のこととして捉えて、入っていく。スリル満点・大変さも満点(やみつきになる面白さ付き)。
   
  まあー スギダラーズは変な人ばっかりですが、要は、目覚めちゃった人ばっかりなんですね。目覚めると、幸せになりますよ!!(変な宗教じゃないです 念のため)
   
 
   
  ●マッシー
   
 

本拠地:浜松市東区
本名:袴田昌男(はかまたまさお)
職業:一級建築士(還暦もだいぶ過ぎ、仮引退中)

   
 

スギダラ経緯:娘であるキャッシーが、スギだスギだと楽しそうにしているのをずっとうらやましく思っていた様子(でも入りたいとは言い出せなかった)。
ある時、たまたま東京に行く用事があり、ちょうどその時本部でのスギダラパーティがあり機会を捉えて参加、ついにスギダラデビュー。自ら「キャッシーの父の、マッシーです」と、開口一番あだ名を名乗るというスタートダッシュを見せ好評を得る。

   
  スギコレ2008、2009に、キャッシー・マッシー親子で出品。
2009年は最終審査に残り、原寸大「ぐるりん舟」が建立される。この時は、親子で2週に渡り宮崎に通い(スギコレ前週の製作確認、スギコレ本番)、杉とスギダラについて、さらに深みへとはまってきている(たぶん)。
   
   
  杉コレ2009で最終審査に残った「ぐるりん舟」   杉コレ2009にて、マッシー(左:父)、キャッシー(右:娘)の親子チームで最終プレゼン。
   
  建築家としての意見が心の中にフツフツとある様子。また、地元の歴史も大事にしたい性分だと思われるので、その辺も意見があるかもしれない。
   
  酔うとかなり暑苦しく語ります。
酔わなくても暑苦しく語ります。
   
  そんな父ですがどうぞよろしく。
   
 
   
  ああ、最後に、ワタクシ・キャッシーの紹介を。
とはいえ、杉Web24号をご参照ください。久々に読んだら、泣けました。嬉しくて。それから、つらかった時のことも思い出して。文章になっているって、ありがたいですね。改めて、気持ちを思い出しました。背筋が伸びます。
http://www.m-sugi.com/24/m-sugi_24_waka.htm
   
 
   
 

そんなこんなのメンバーがいる天竜支部。様子は伝わったでしょうか?
スギ天メンバーは、おおよそ20名程(だと思いますが)、他のメンバーのご紹介はまたの機会に。
今後は、長良ツアーの企画に走り出そうとしています。
どうぞお楽しみに!

   
   
   
   
  ●<はかまた・さいこ> またの名をキャッシー。スギダラ天竜支部広報宣伝部長。
6年間の株式会社内田洋行勤務を経て、Uターンにて現在デジタルセンセーション株式会社勤務。
   
 
Copyright(C) 2005 GEKKAN SUGI all rights reserved