特集 日南飫肥杉大作戦 報告
  杉コレクション2009 in日南 を終えて
文/ 蛯原政志
 
今年のテーマ「堀川 運河上向く杉のカタチ」−笑えるデザイン−に相応しい、運河上向く、笑える作品が堀川運河沿いに10作品堂々と並んだ。さすが全国から応募のあった118作品の中から選考された10作品の実物大。作者の想い、製作者の想い、関係者みんなの想いの詰まった杉の塊は、ものすごいオーラ、エネルギーをはなっていた。「間違いなくこの想い、来場者(市民)に伝わる、伝わらないはずがない」自分に言い聞かせた。
   
  この日のみんなの笑顔をみるために1年間、杉コレのことばかり考え、いろんな人に支えられ、いろんな人を巻き込みながらとにかくみんなで一生懸命取り組んだ。最終審査当日周りを見渡すと、来場者の笑顔、審査員の笑顔、応募者の笑顔、関係者の笑顔、笑顔・笑顔・笑顔の花が咲き乱れまくっていた。私の想像以上の光景を見てめがしらが熱くなった。
   
  杉でデザイナー、建築家、木青会、行政、日南市民、県外からの応募者、来場者がつながった瞬間を体感できた。1年前「杉コレを日南十日会(8名)でやろう!今の自分から一歩前へ踏み出そう!」とみんなで熱く語った誓い達成できた。やれば出来る!あのとき(時間)を一緒に過ごしたみんなに感謝、そして杉に感謝だ。
   
  杉を中心にいろいろな繁りをみせている、間違いない。杉ってすばらしい。杉コレってすばらしい。仲間ってすばらしい。本当にチャレンジしてよかった。
   
  もう、次のチャレンジ(挑戦)が西都にて始まっている。更なる杉のそして杉コレの進化を期待したい。
杉コレを通じ杉の可能性を追求しながら笑顔で目指そう高みを!そして行くんだ高みへ。
   
   
   
  杉コレ最終審査の前日、審査員は作品を事前チェック、、、というか作品で遊びます!   審査委員長・内藤さんが体験しているところを川上元美さんが激写!
 
  審査員・南雲さんと司会の千代田さんの2人乗り
 
  出品者による最終プレゼンの様子。審査員やメディアの方々など多くの観客が集まります。
 
  メインステージにて、杉コレの表彰式!審査委員がずらりと並びます。
   
  審査委員長の内藤さんよりご挨拶   司会はおなじみ、WCこと若杉・千代田コンビ
 
  メインステージの袖で、発表を待つ出品者たち。受賞結果は次のページをご覧ください!
   
 
   
  特集 日南飫肥杉大作戦にちなんで、おまけ
   
  杉コレ最終プレゼン前夜、全国のスギダラ会員の集まる蜂の巣コテージに、杉コレ実行委員で準備に忙しい中、蛯原さんが駆けつけてくれました。駆けつけるやいなや、「エビちゃん、歌って〜」(by 南雲親分)のリクエストに応え、ポニョの替え歌(杉バージョン)を軽快に歌いだす。「スーギスーギスギスギダラケ〜」。一同の心を一瞬にしてつかむ。さすがです!(月刊杉編集部)
   
   
   
   
 

●<えびはら・まさし>
日南十日会会長、蛯原林業専務、材車マン(杉の丸太を製材する人)
地域の消防団所属、榎原小学校バレーボールコーチ
地域密着の会社で奮闘中

   
 
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