連載
  杉で仕掛ける/第18回 「夢を実現させる法則」
文/  海野洋光
   
 

ある本を読んでいると夢を実現させる法則「黄金の法則」(海杉が勝手に名前をつけましたが)というものがこの世に存在するみたいです。興味のある話ですね。夢が実現する法則なんて、どんな法則なのだろう。やっぱり、スギダラなら「大金持ちになって山にもっともっと杉を植える」と大いなる夢を語るのでしょうか???この法則は、至極簡単に出来ます。紙に夢を具体的に書くのです。「そんなばかな!」と、海杉自身も思いました。これは簡単なことだからとすぐに実行してみると何年か後、その書いた紙の存在も忘れた頃に意外と実現できています。
「え〜」と思われる方がいたら、実際にやってみると良いですよ。しかし、この法則には、「誰にも紙に書いたことを口にしてはいけない」という絶対条件があるのでお忘れなく。
この法則は、結構知られた存在だそうです。ウソか本当かわかりませんが、聖書にも書いてあるそうで、元旦の書初めもその名残だとか?紙を「カミ」と読んでいる日本人には、なんとなく納得してしまいます。

海杉は、杉に関わって奇跡なのか魔術なのかという体験をいくつも味わってきました。それが本当に心地良い体験でした。はじめの「黄金の法則」も良く紐解いてみると海杉が杉と関わって体験で得たいくつかの共通点がありこれは面白いだろうと法則にまとめてみました。

   
今回は、海杉流の夢を実現させる「スギダラの法則」の話です。
 

 

 

自分自身で思い描く夢が、実現できれば、こんなにすごいことはありません。でも、紙に書くだけで本当に実現できるでしょうか?杉に関わるだけで本当に奇跡を体験できるのでしょうか?この法則を読んでスギダラの奇跡を体感した方ならウンウンと頷いてくれると思うのですが・・・。

   
 
   
 

夢を実現させる「スギダラの法則」

 

●法則1 信じること

 

大切なことですが、「黄金の法則」、「スギダラの法則」も信じることから始まります。「信じていないけど・・・」と言いつつも、「紙に書いてみよう」と思うあなたは、十分、その資格があります。

   
  ●法則2 忘れっぽいこと
 

言っちゃイケませんが、スギダラの人は、結構、忘れっぽい人が多い。誰とは言いません。紙に書いたことなんか忘れるに決まっているのです。ですから、夢が本当に実現できたか紙に書いたことさえも忘れているはずです。

   
 

●法則3 しつこいこと

 

ここで言う「しつこい」とは、ストーカのような粘着質の人ではありません。性格は、さらりとしているのですが、どんなに遠回りでも目的地に必ず到着する意思の固い人です。

   
 

●法則4 自分を表現できること

 

スギダラのメンバーのすごさは、その個人個人の表現力の高さにあるのではないでしょうか。特殊な技術な表現力を持っている方や巧妙な話術持った方もいます。スギダラ名物の自己紹介もそのひとつですし、イベントを通して自分の持っていない表現方法を修得し進歩しています。

   
 

●法則5 夢を具体化できること

 

夢を具体的に書くということは、意外と難しいことです。「金持ちになりたい」では、具体性に欠けます。具体的とは「3年後に今の年収の00倍」と言った具合に数値化できると具体性がでてきます。

   
 

●法則6 目的と手段を取り違えないこと

 

杉で仕掛けるでも何回か書いていますが、このポイントは大切です。手段は、目的ではありません。同じ山でも違ったルートで頂上を極めることは可能です。多くのイベンターが陥りやすい落とし穴がそこにあります。

   
 

●法則7 小さな成功を積み重ねること

 

成果を求めると焦りが生じます。特に周りが次々と成功すると当然焦ってくるものです。そこでポイント2と3の出番です。するりと忘れて、しつこく目標に向うのです。しかし、それでは体が持ちません。そこで小さな成功で自分にご褒美を上げてください。

   
 
   
 

何気なく、完成間近の日向市駅前広場を見ているとあることに気づいたのです。目の前風景がどこかで見たような・・・。
自宅から戻って押入れから取り出したスケッチブックには!!
「あっ!」思わず声を上げてしまいました。

   
 
 
   
 

海杉があったらいいなあと描いた手押しポンプの公園でした。
焦らないでじっくり、楽しみましょう。それが、スギダラ流です。

   
   
   
   
  ●<うみの・ひろみつ> 日向木の芽会 / HN :日向木の魔界 海杉
海野建設株式会社 代表取締役
   
 
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