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「杉を使ってこりゃスギェ〜!!」ってテーマを知ったとき、正直ビビリました。
なんやねんこれ、おもしろそ〜!って感じでした。こんなオヤジギャグを練りこんだテーマを出してるんだから、キチッとキレイな作品を考えるんじゃなくて半分冗談のような子供のヤンチャ精神でやろう!と思い、湧き上がったのが杉のカマクラです。杉のカマクラ空間での主役は間違いなく子供たちでした。
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ほぼイメージ通りに完成した杉のかまくら。
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もうみんなやりたい放題楽しんでくれてたと思います。
カマクラの大部分は廃材を使用しているのではじめからうす汚く、実際できあがった時は縄文時代あたりからタイムスリップしてきたかのようでした。
それを子供たちと積んだり崩したりのオンパレード。やっぱり身体を使って遊ぶのって楽しいですよね。
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子供たちは触らずにはいられない。
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最終的にはカマクラが他の作品とつながったりもしました。子供の想像力ってすごい!
なにわともあれ、今回の杉コレクションでは大いに楽しませていただきました。
宮崎県の大人たち子供たちと一緒に良く遊んだー!っていうのが正直な感想です。
なにより杉のカマクラの中で三連泊という貴重な経験ができました。
あの夜明け前の寒さは一生の思い出です(笑)
最後にお世話になったみなさんにこの場を借りてお礼を言いたいと思います。
どうもありがとうございました!そして次回もよろしくお願いします!入賞できるかわかりませんけど…そんなの関係ねえ!!
(文・藤田和男)
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徐々に姿を変え始める。
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杉のカマクラが作品としてどうだったかはどうでもいいと思ってます。
あのカマクラが子供たちによってぐちゃぐちゃにされているのを見てそう思いました。
あのカマクラが杉でできているとか、カタチがどうだとか、作り手の思いとか、そんなことは子供たちには関係ありません。楽しいかどうかなのです。知らないうちに杉を体感していて、身体に沁みこんでしまう。「あ〜あれは杉っていう木でできてるんだ」ぐらいでいいとおもいます。
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どうなっていくのだ?
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裸にされたカマクラをみて僕が裸にされたみたいで恥ずかしかったです。
杉コレクションに参加させてもらってものづくりがよりいっそう好きになりました。
杉の木によって人間が繋がっていきます。僕もその輪の中に入れてもらえてよかったです。
杉コレクションで関わったすべての人に感謝しています。ありがとうございました。
(文・村田和也)
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領域を浸食し始めた。
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