特集 東北復興木づかいプロジェクト「タコマツの木づな」
  販売担当者の思い
   
 
 
  販売担当者の思い:1
  文/ 片岡輝人
   
   
  タコマツの販売を担当させていただいてます株式会社東京ウチダシステムの片岡です。
「タコマツの木づなプロジェクト」に参加させて頂き、すばらしい経験と出会いができました。
普段はシステム構築の仕事をしており、業務ではデザイナーの皆様と関わることがないので、デザインチームの熱い情熱(特に若杉さん)は衝撃的でした。
   
  また皆さんの東北復興への想い、マツやスギなどの木(被災木)に対する愛情に尊敬を覚え、感動しました。
そしてその熱い想いがカタチになった『タコマツ』に一目惚れしました。
   
  被災木をチップなどではなく、人を支え人ともに生きてきた木としてもう一度暮らしの支えとして愛されてほしいという想いの詰まったスツールを私ももっと熱く世に広めていきます。
   
   
   
   
  ●<かたおか・てるひと> 株式会社東京ウチダシステム NW推進課
http://www.tokyo-uchida.co.jp
   
   
 
   
   
  販売担当者の思い:2
  文/写真 篠宮雅人
   
   
  タコマツストーリーの舞台は、誰もが懐かしさを感じる、美しい東北の村々の光景です。
そこには確かな暮らしの営みと、それを包み込む四季折々の木や草や花が欠かせません。
「このストーリーを伝えるには、10の言葉より、命の力強さを伝える1本の木の写真を。」
と、いうことで東北の木々の写真探しを始めました。
私自身、宮城と秋田に6年間暮らしたことがあり、何か当時撮影した風景写真があればいいな程度の気持ちで探し始めたら、思った以上にあるわ、あるわ。探していて楽しくなってしまいました。
   
  夏の海風走る松林、寒風に耐える杉並木、稲穂の海に立つ屋敷林。
メンバーからは「あるなら初めから出せ!」と言われましたが、でも本当に忘れていたんです。 そんな写真の存在も。そのシャッターを切った時の素朴な自然への感動も。
   
  思えば、東北の田舎町を走っていて、たくさんの色に出会いました。
底なしに深い藍、燃えるような茜色、希望溢れる若草色。
心の赴くまま、何気なく撮っていた写真が、時を経てこうしてタコマツのストーリーとシンクロすることが出来るとは思いませんでした。
   
  街に暮らしてると、思わず写真を撮りたくなるような風景にはなかなか巡り会えません。
でも、誰の心にもいつか見た、日本の美しい風景の記憶は焼き付いていて、道端の花、雲間の空、ちょっとしたきっかけで感動のひきだしは開かれるのだと思います。
   
  タコマツが、都会の生活に東北の記憶をもたらし、地元の暮らしの息吹を伝えることで、忘れかけていた感覚を呼び起こす「きっかけ」となれたら素晴らしいことです。
   
 
  春の松林(2003年4月)
 
  春の水面(2002年5月)
 
  夏の田圃(2001年8月)
 
  秋の海辺(2002年11月)
 
  冬の雪道(2002年1月)
   
   
  ムービーにて、筆者の撮影した風景写真が使用されていますので、是非ご覧ください。ムービーは「タコマツの木づな」ウェブサイトのトップページよりご覧いただけます。
  「タコマツの木づな」ウェブサイト:http://www.takomatsu.jp/
   
   
   
   
  ●<しのみや・まさと> 株式会社東京ウチダシステム 営業推進部
http://www.tokyo-uchida.co.jp
   
 
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