受 賞
  「日向市駅周辺のまちづくりを題材とした課外授業」 国土交通大臣賞受賞!
文/ 月刊杉編集部
   
 
 
  スギダラ発足間もない2004年、現在に繋がる活動の原動力となった日向でのプロジェクトが、平成23年度都市景観大賞 【景観教育・普及啓発部門】(国土交通大臣賞)を受賞しました。
   
  この日向でのプロジェクトはスギダラ三兄弟である南雲氏、若杉氏、千代田氏が講師陣として参加し、日向市のまちづくりを未来を担う子供たちと一緒に考えよう、という企画の課外授業です。その授業の課題で設定したテーマが「移動式夢空間」。地元の杉材を使って自分たちの夢を形(屋台)にしようというもの。2004年の10月から4ヶ月間、時間にすると40時間にも渡った授業で小学校6年生の子どもたちがデザインした3台の屋台は日向市に衣冠され、現在もまちのイベントで使われています。この移動式夢空間は2005年度のグッドデザイン賞を受賞し、Gマーク史上初の小学生のデザイナーによる受賞となりました。
   
  それだけではないところがこのプロジェクトの特徴です。当時、小学6年生だった生徒たちが6年を経て、高校を卒業しそれぞれの道へと進む岐路となる2011年3月、移動式夢空間の同窓会が開かれました。講師陣、日向市の関係者が集まり、生徒たちの門出を祝福し、改めてこのプロジェクトで共有した思いを語り合い、感動的な会となりました。
  →移動式夢空間同窓会のレポートはミヤダラブログ
   
  このプロジェクトでの経験が生徒たち、関係者のみなさま、そしてスギダラに引き継がれていることを感謝します。
   
  受賞おめでとうございます。
   
   
 
   
  ●受賞について
  国土交通省 報道発表資料(平成23年5月25日)
   
 
   
  ●「移動式夢空間」概要
  移動式夢空間 冊子
  月刊杉32号掲載 千代田氏寄稿文
   
   
   
   
   
   
 
Copyright(C) 2005 GEKKAN SUGI all rights reserved