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残暑厳しいなか、去る8月21日に『表丹沢・間伐材等活用デザインコンテスト』の第二次審査会をつつがなく開催することができました。昨年末より募集を開始したこのコンテストは、本年4月末日の締切日には500点を越える応募作品数を数え、コンテストの反響の大きさを実感しました。応募者も北は北海道から西は福岡まで広範囲にわたり、多彩なデザインの数々を受け取り整理していますと、このコンテストの成功を確信すると共に、応募者の皆様の思いのこもったデザインを審査する責任を再認識する日々でした。今回、審査員の皆様により素晴らしい作品が選ばれたことは大変嬉しく、またコンテストの成功に安堵しています。応募者の皆様、コンテスト開催にご協力いただきました関係者の皆様にお礼申し上げます。 秦野市は、かつては葉たばこの栽培を代表とする農業中心の田園都市でしたが、近年は人口約17万人、市北域に丹沢の自然を擁し、水とみどりに恵まれた豊かな環境をもつ首都圏のベッドタウンとして発展してきました。 第一次審査を通過した作品は設置箇所の問題で制作が困難であった一作品を除き、試作品が制作されました。夏の暑さも厳しい折、応募者の皆様には精力的に制作活動に従事していただき、制作期限の8月14日までにすべての作品が完成をみることができました。厳しい環境の中、作業に従事される皆様の作品にたいする情熱に大変深い感銘を受けました。また限られた時間と資源のなか、素晴らしい作品の数々を完成していただいたことに感謝申し上げます。 8月21日に開催された第二次審査会では、応募者による作品を前にしてのプレゼンテーションがおこなわれました。応募者、審査委員、里山整備ボランティア団体メンバーの間で、作品に対する熱心なディスカッションが繰り広げられ、製造方法やコストに関する問題など様々な忌憚のない意見が出ていました。また、子供たちの作品は、どれもイメージデッサンをそのまま形にしたような素晴らしい仕上がりのもので、審査会参加者の誰もが感嘆の声をあげていました。 個々の作品につきましては、審査委員会の方から講評が発表されると思いますのでこの紙面では触れませんが、どの作品も間伐材利用の可能性を感じさせる素晴らしいものでした。 盛況を持ちましてコンテストを実施することができました。しかし先にも述べましたとおり『表丹沢・間伐材等活用デザインコンテスト』は、間伐材利用活性化に向けた挑戦へのスタートをきったに過ぎません。今回のコンテストに応募していただいた皆様、またご協力いただきました関係者の皆様に重ねてお礼申し上げますと共に、今後コンテストの成果を活用しての森林整備、間伐材利用活性化の事業を展開していくこととなっておりますので、引き続き皆様のご支援、ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。 |
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表丹沢・間伐材等活用デザインコンテスト | |||||||||||||
http://satochi.net/hadano/ | |||||||||||||
●<あいはら・くにお> 神奈川県秦野市 森林づくり課 |
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