必見! これがタニチシステムだ!!
  タニチシステム応援団

 

   
 
   
 
  長野 麻子 (株式会社モリアゲ代表)
  「タニチシステム」の神髄を知ったのは、高畠町の地域材で作った図書館と遊び場「もっくる」を見学にいったときでした。その空間の美しさはもちろん、地域の森からの木をどう活かすか、地域で木に関わる人をどうつなぐか、という難しい命題に真正面から向き合った木材コーディネートの成果にひどく感動したことを覚えています。日本の森を次世代に引き継いでいけるように国産材のサプライチェーンをつなぐには、こういった「手間のかかる仕事」を誰かが引き受けなければいけないのです。タニチシステムは、森を引き受けてきた先人の想いを受け止める使命の現れであり、未来に豊かな森を紡いでいく希望の種です。みんなでモリアゲていきましょう!
   
 
  菊地 誠 (高畠町教育委員会 教育総務課長)
  「感謝」
 

 先日、孫娘と一緒に図書館へ行ってきました。
自宅からは歩いて5分。秋の街路樹の中、散歩しながらの「孫 図書館デビュー」の日となりました。
仕事では何度も足を運んだ図書館ですが、孫と一緒の入館はとても緊張しました。自動ドアが開くと、孫の一声は「うわー、うわー、うわー」。
孫は、1歳5か月でまだ話せませんが、とても驚いている事を必死に伝えようとしております。天井を指さして「あー」、本棚を指さして「あー」。木の空間をよちよち歩きで、興味津々、声を出しながら一通り歩き回り大満足の笑顔。
 読み聞かせをしようと「おはなしの部屋」で絵本を読んであげました。この部屋は、赤ちゃんが泣いても良いように個室になっており、杉の床に寝転がったり、ソファーに座ったりと、自由に本が読める部屋になっています。自宅のフローリングとの違いが分るのか、何度も床に手をついて杉の感触を確かめております。さすが私の孫だ。感覚がするどい。一人でにやけていました。
この図書館で、こんなに心地よい休日を過ごすことが出来るとは、夢にも思っていませんでした。

 平成30年度の大型公共工事「図書館「遊戯場」は、高畠町で初めて採用することになった「町産杉材」の活用。これを実現するには数多くの課題と壁がありました。※月間杉130号参照願います。本当に完成させることが出来るのか? 毎日のように頭をよぎりましたが、これを解決してくれたのが、設計業者のパワープレイスの皆さんはじめ、多くの関係者の皆さんのお陰でありました。特に谷知さんとは毎日のように電話でやり取りをし、何度となく高畠に足を運んでくれました。慣れない方言で苦労しながらも地元の高齢の製材業者さんともやり取りをされておりました。完成時には完璧に山形弁をマスターされたようです。
 
 令和元年7月「図書館」「遊戯場」がオープンしました。連日、予想していた入館者数を上回ると共に「杉の木がこんなに良いとは思わなかった。」「温かみのある建物で本当に良かった。」などなど多くの皆さんから最高の感想を頂戴しております。
最後に、町民みんなが待ち望んだ施設と出会えたことに、お世話になった皆々様に感謝申し上げます。

   
   
 
  柴田 陽平 (内田洋行)
   
   
   
 
  高山 康秀 (内田洋行 ウッドインフィル設計担当)
   
   
   
   
   
   
 
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