ようび ツギテプロジェクト 参戦!!
  ツギテプロジェクト ようびメンバー紹介!

文 / 小林健一

   
 
   
 

みなさんこんにちは、寝コバ師匠こと小林です。今回は僕と嫁さんでスギダラツギテプロジェクトツアーに参加してきました。
以前よりようびのこと、大島くん達の活動は屋台大学やその他色々な場面で話を聞いており一度西粟倉村には足を運びたいという話を2人でしていました。そんな折、一昨年の大火事の事態を知り、どうにか応援をしなければならないと思っていました。今回ようやく西粟倉村に伺うことと大嶋くん達への応援が同時に適ったわけです。

ツアーの詳細は他の方々がきっと書いてくれると思いますので、僕たちは大島夫妻の元に集結する、ようびの5人の最強メンバー(すみません、勝手ながら5人の紹介にさせてもらっています。。)を、二人の独断と偏見で紹介をさせていただきたいと思います。

今回のツギテプロジェクト加工編は5500本もの角材をノミで切り欠きを入れるという単純な作業でしたが、その単純作業をするには下準備も必要で、下加工や出来上がったものを整理して保管するところまですべて自前でやっています。その間に参加者の食事の準備をするなどを限られたメンバーで受け入れてもらいました。手伝いの人工は増えてもその受入れをするのはかえって大変なのではないかと思うくらいでした。そんな作業の工程と我々の滞在中のことを全員でフォローしながら受けて立ってくれたようびのメンバーの方々です!!

   
 
  斉藤丈史さん【元グラフィックデザイナーのノミ研ぎ名人】
 

今回のツギテの作業指導のリーダー。元はグラフィックデザインで木材加工の訓練を受けて、家具職人にそして、ようびに参加したメンバーです。作業の段取り、コツなどの指導の他に使用した道具の手入れもしてくれました。『ノミの切れ味悪くなっていませんか?』と声を掛けてくれて、お願いするとささっと研いで渡してくれます。研いだあとは切れ味抜群で作業効率が格段にアップします。職人さんが道具を大切にし、日々手入れをする理由がよーくわかりました。主に突きノミとたたきノミを使用していましたが参加者も多かったので、本数も多く大変だったと思います!!
斉藤さんの実家から持ってきたというおじいさんの使っていた突きノミというのが、重さ、大きさ、切れ味を含め抜群に使い勝手がよかったです。昔の方が道具の質も良かったと聞きました。
下準備、仕上がり後の整理など、フォークリフトも巧みに扱い、作業がスムーズに進められるよう細やかに対応してくれました。

 
 
一番右が斉藤さん    美しく手入れされた道具たち切れ味抜群
   
 
  渡辺陽子さん【家具職人ながら建材加工までこなすスーパー職人】
 

太陽のような笑顔で我々を迎えてくれたなべさん。
今回の作業の指導をメインでしてくれたお二人のうちの一人、本業は大嶋さんの右腕、家具職人です。冒頭にツギテプロジェクトの紹介、建物説明、作業の段取りを丁寧に説明してくれて、いざ、作業!!皆の手際を確認しながらいろいろとアドバイスしてくれました。時々、ふっといなくなると思ったら角材の積み上げられた陰で、材の下加工(丸鋸で切れ目のを入れていく)を黙々と一人で粉まみれになりながらやっていて、その後ろ姿に惚れてしまいそうでした。4mの角材を1人で運びながら作業するその腕はがっしりとしていて、「この数か月で一回り太くなってしまいました、ははは。。。」と屈託なく笑う彼女です。
作業に没頭すると集中してしまうようで、当初は防音用の耳当てもせずにものすごい音量の丸のこカットの作業をしていたようですが、難聴になると怒られ最近は付けるようにしているということでした。その集中力や恐るべし、、、
粉まみれになりながらの作業を終えた後は、食事の準備をするその姿に脱帽です。
家具への愛に溢れ、ツギテを必ず遂行したいという熱い熱い思いを実現させるネバーギブアップ女子です。

   
 
  陰でモクモクと下準備するナベさん
   
 
  与語一哉さん【軽快にフォークリフトを操る食欲旺盛、建築担当】
 

建築設計部のメンバーです。奈緒子さんとは同じ大学で建築を学び、ようびに合流されたそうです。本業は設計だと思いますが、現場に行って基礎の厚みを測ったり、当然加工も行い(作業がめっぽう早い)加工が終わった材料をナイロンテープで縛り、つぎつぎとフォークリフトを使って積み上げていきます。まさに現場と設計の両輪を任されている八面六臂の活躍です。
夜の宴会BBQでは焼きに徹してくれて、最後の焦げかけた肉まで食べてくれる、人にもお肉にも優しい与語さんです。

 
 
加工仕事がめっぽう早い与語さん    加工後の角材はしっかり整理して整然と保管される
   
 
  山口祐史さん【最高の笑顔で受け入れてくれる頼れる営業マン】
 

普段は展示会や販売など全国を飛び回っている、 ようびの営業マン、ぐっさん。
今回もその打合せや展示会の合間をぬってメンバーのフォローをしてくれました。元カフェで働いた経験を活かし、夜の宴会の食事や朝食の料理に腕を振るってくれました。夜にはお祭り男の衣装、浴衣で登場。ぐっさんの案内人による夏の夜に光るホタルの群れは感動でした。

 
  いつも元気迎えてくれるぐっさん(FBよりお借りしました)
   
 
  八嶋結花さん【ようび日用品店を切り盛りするパワフル女子】
 
1人でようび日用品店の隊長こと八嶋さん、芯の強い店長でありました。
商品に対する思い、説明をしてもらうと、ぴかイチのプレゼンをしてくれます。
一見もの静かでふんわりとした雰囲気の八嶋さんですが、小柄ながらパワー溢れる女性です。今回の大所帯のツアーでも作業の合間の軽食ドリンクや、朝、昼、晩の食事の準備をもくもくとテキパキと準備してくれていました。
 
    つい聞き入ってしまう八嶋さんの家具話
   
 
   
  人間って素晴らしい!!ツギテプロジェクトに参加させてもらって、自ら動かずにはいられない熱い思いを抱えたスタッフや仲間が集結すると人の力に勝るものはないなと感じました。 岡山県西粟倉村ようび。 ここには熱い情熱の塊が集結している。 ここから、必ず面白いことが始まる予感がしてならない。 最後に、ツギテプロジェクトで出会えた皆さんに感謝。ありがとうございました。
   
 

岡山県西粟倉村ようび。
ここには熱い情熱の塊が集結している。
ここから、必ず面白いことが始まる予感がしてならない。
最後に、ツギテプロジェクトで出会えた皆さんに感謝。ありがとうございました。

   
   
   
   
  ●<こばやし・けんいち> パワープレイス株式会社
   
 
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