特集  とち木支部 ギネス記録への挑戦!!挑戦
  鹿沼ギネスベンチ報告記

文 / 高山康秀

   
 

2016年11月20日、鹿沼に467脚、合わせて700mを超えるスギのベンチが並び、ギネス記録に挑戦しました。

鹿沼商工会議所が主催で開催したこのイベント。座面の木部も脚部の金物も鹿沼で製作し、町の人達で組立て、1脚3000円という破格値で持ち帰れるというイベントでした。

当日は地元の人達が約1000人集まり、みんなでベンチを作って記念撮影をし、木の町、金物の町鹿沼を象徴するようなイベントになりました。

   
 
  当日は雨こそ降ってないがあいにくの天気。しかしすごい人数が集まってます。
   
 
 
イベントスタート。進行は「鹿沼のすごい木工」代表の我らが白石さん   鹿沼のお偉いさん方に混ざってベンチのデザイナーとして紹介される我らが若杉さん。
   
 
 
子供も一杯きてます。   組み立て説明が始まる。柾目だとか小口だとか、木材の専門用語がいっぱい出てきて、さすが木の町鹿沼は市民も詳しいんだなあと思っていたら、やっぱり全然伝わってませんでした。笑
   
 
 
そして来賓による組立実践。おエライさんだろうがこき使われるのである。   デザイナー自ら組立実践。
   
 
 
大人達が頑張っているのを真剣に見てるよ!   完成品!!!
   
 
 
そして自分の持ち場に移動します。700m長い!!   座面の木部が届いた!
   
 
 
大事な脚部。これも鹿沼製である。   スギダラメンバーで買いまとめた30脚。なんと組立人工は若杉、高山、鹿沼の内田さんの3人(笑)
   
 
 
当日は多くの家族が組立にきました。   お父さんが子供に教えながら組み立てている。いい風景です。
   
 
 
お父さんが子供に教えながら組み立てている。いい風景です。   こっちはまだまだ終わらない。
   
 
   
 
 
    周りがほぼ完成している中スギダラチームはやっと半分。
   
 
 
世界のダボこと田代さんも参戦!しかしこの顔である。   やっとこさ30脚完成!
   
 
 
若杉記念撮影。   スギダラの諸君!30脚!作ったどーーー!!
   
 
 
 

出来上がったベンチは一台ずつ連結して行きます。

 
これも大変な作業である。    
     
 
  なかなか壮観である。
   
 
 
記念撮影まで待ち。みんな笑顔だ。   700mを自転車で奔走する白石さん。
   
 
 
地元を代表する黒川沿いに並ぶベンチと人。いつのまにか天気も良くなって良い光景である。   ホントに長い、奥にうっすら見える橋より先まであるのだ。
   
 
 
そして700m完成!   記念撮影はドローンを飛ばして動画で撮影しました。
   
 
   
 
 
     
 
イベント終了後はそれぞれ持ちかえります。    
   
 
  なんだろう、普通に考えたら家迄ベンチを運ぶのは大変だろうになんだか楽しそうである。
   
 

ドローンでの空撮の映像はyoutubeにも上がっているので是非見て頂きたい。
(動画長いです。700mの長さを実感出来ます。若杉も写っていますので見つけましょう笑)

今回の話を最初に聞いた時はまたエライ企画を立てちまったもんだ。と思っていたのだが、当日地元の人達がこんなにも多く集まり、老若男女が協力して組立て、みんなで笑顔で記念撮影をしたあと、自宅に持ち帰り、町のみんなで使って行くという風景はとても素晴らしいものだと感じました。

実はこのベンチのギネスに挑戦は2回目で、15年前?に555mのベンチを作り記録を取ったのだが近年どこだかに長さで抜かされたので、また抜き返そう!と言う事で行った事らしい。

   
   
   
   
  ●<たかやま・やすひで> 日本全国スギダラケ倶楽部 事務局
   
 
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