特別寄稿
◆ 50sugiのつぶやき スギとの付き合いは古い。とはいっても厄介者としてのスギ。 道路に倒れこんだスギはその処理に手間がかかる。下手に手をつけると跳ね上がったりして危険極まりないからだ。 スギは腐る、割れる、曲がるという理由から、土木資材としての出番はなかなかない。 その主たる原因はスギに関する知識不足による間違った使い方が失敗を呼び、さらに悪い印象を”植え付け”てきたからだろう。しかし、スギとよ〜く付き合ってみると、これがなかなか面白い。 暖かい、柔らかい、だから加工も楽。曲がったり割れたるするのもそれなりに理由がある。水の処理をきちんとするだけでもうまく付き合える。 考えてみれば、土木という業種は材料と上手に付き合う術を忘れてしまったようだ。ほんとうは”土(つち)”と”木(き)”の達人だったはずなのだが・・・ いつのまにか、「友人」「客人」としての礼を忘れ、自分は「主人」で材料は「使用人」と思い違いをしているらしい。 私(50sugi)は”土木”屋としてスギが好きになってしまった。もう少し付き合ってみて相手の気持ちがわかるようになったら、お互いの将来を真剣に考えてみようと思っている。[50sugi]
◆月刊杉、1周年おめでとうございます。 第2回から4回までに「油津木橋記」を執筆させていただきましたが、ページ数を気にせず、カラーページも気にせず、好きなだけ書いていい!というシチュエーションは初めてで、とても楽しくエキサイティングでした。地元まちづくりにおける反響も上々で、私としても、とてもうれしい企画でした。 木橋は、あれからさらにデザインが進化しました。いくら詰めてもきりがない状況です。しかし、ついに今年、本製作が開始されます。来年の春、遅くとも夏には全貌が現れるでしょう。そのご報告は、いずれまたさせてください。 それにしても、よくぞ1年、これだけ濃密な「紙面」が続きましたね。本当に感心しています。まじめに楽しくいい加減にだらしなくやっぱりこだわってやっている、皆さんの情熱がデジタルからほとばしっています。 みんな文章上手だしなー。中でも若杉さんの「スギダラ家奮闘記」は、毎回楽しみにしています。マジです。コトバが生き生きと弾けていて、実に臨場感がある! そうだ、サイレントオフィスが完成したんですね。インテリアすばらしいですね。製作過程がまた美しい。 いつの間にやらスギダラはどんどん加速増殖し、南雲さんもどんどんつけ上がっているようですが、さもありなん。スギダラの悪気のない、魅力的なお節介プロジェクトが、まちづくりの新たな可能性として、全国的に注目されつつある状況は、おそらくホンモノです。 月間杉は、私の予想を気持ちいいくらいにぶっちぎって成長しています。 これからも最大限に応援します。[小野寺 康・スギデラ]
◆1周年おめでとうございます。 スギダラの皆様には上崎でお世話になっています。 訳あって(?)、行政で林道工事を担当しています。 現場は何処に行っても見渡す限りスギばかり、 最近はスギも人間と一緒で、細くて背の高いスレンダーなものが目立ちます。 「林業は厳しい」と嘆いてばかりの行政と違って、日々良いものを求めてスギと格闘する皆様の姿には、いつも頭が下がる思いです。 これからも、何をやり出すか分からないスギダラを楽しみにしてます。[スーパー杉]
◆「杉」がテーマでも、書かれているのは杉だけじゃなくて、杉と向き合う人々のひたむきさだったり、仕事への真摯な取り組みだったり、人々のつながりであったり。とても深くて広くて、だから月刊杉はこんなにも人を惹き付けるのだろう、と思います。杉がきっかけで人々がつながって、つながった人がまた杉を広げて……どんどんスギダラケへの可能性が広がっていきます。スギダラに入って、私自身も生活が変わって、そのことを日々実感しています。[薫スギ]
◆創刊一周年。素晴らしい! 吉野ツアーで『月刊杉』のアイディアが出て、まさかと思っていたらあれよあれよと『隔月刊杉』『月刊杉web版』が発刊。 杉が一つ一つ年輪を重ねて成長するように、『月刊杉』もまた一つ成長するのでしょう。こうして伝説は始まり、そして続いて行くのですね。 『月刊杉』に関わるすべての人たちにお礼と感謝です。[梶谷哲也・でき杉]
◆月間杉web版、創刊一周年おめでとうございます。毎回充実した内容で、楽しくもあり勉強にもなります。「杉暦」と「つれづれ杉話」は都会に暮らす我々にも杉や季節を感じさせるもので、特に気に入っています。これだけの記事をスギダラケだけでなく一般の方々にも読んでほしいと思い、いろいろな方に月間杉web版のことを話しております。 また、記事を投稿した時は、つたない文章を読みやすく校正してもらい、スタッフの方々にはとても感謝しております。これからも益々充実した記事をよろしくお願い致します。[ミロモックル産業/関根純一]
◆スギダラ家の人びと。 スギダラ家の人達ってものすごーく真剣に「スギ」のことを考えてます。でも実は「スギ」を通してスギが大好きな「スギを扱うステキな人達」のことを考えているんです。まるで家族のことを考えるように。 私はスギダラ家に産まれたばかり(入ったばかり)なので、スギダラ家のおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃんのことをじーっと見ています。幼稚園ぐらいになるともう少しスギダラ家のことを考えられるようになります。月刊杉はスギダラ家のアルバムですね! [九州工業大学大学院/岡田幸子・スギけろ]
◆月刊「杉」1周年おめでとうございます。 思い出せば、吉野ツアーの道中で「月刊杉!いいね〜」と冗談のような会話から始まっ た話が、杉王さん、ウチダラさんはじめ多くの皆さんの持ち出し的努力と行動力で現 実に創刊し、多くの方々を執筆者に巻き込みながら継続的に発展、1周年を迎えたこと に敬意を表さずにいられません! 月刊「杉」の発展と共にスギダラ活動もますます拡がりを見せていますが、このよう な「ゆるやか」で「かろやか」な自発的集団がもつ可能性からも目が離せません。 益々の発展を祈念しております。[宮崎大学助教授/吉武哲信・ヨシダケ]
◆月刊「杉」1周年、おめでとうございます。 多彩で楽しい「杉」です。今後もよろしくお願いします。 モクネットは、菅原香織秋田支部長の提案を何気なく受け入れた、昨年10月のスギダラ秋田杉ツアーから始まったスギダラ関係です。 そして、『北のスギダラ』報告のように秋田支部は本部と濃密?な関係に発展している、とても素晴らしいことです。 秋田の県民性、特に県北・能代山本地域の人は、「純粋で思慮深く、物事はとても慎重に運ぶ特性を持っています。平たく言えば、良く知らない人に対し、話は聞くが反応は極めて薄く、物事に対し、行動はしないが、辛抱強く我慢はする、時には石橋を叩いて割ってしまう」と、いうことです。ですから、即反応し、動いている秋田(美)人、特に「北のスギダラ・秋田おばこ3姉妹」はちょっと怪しい「秋田おばこ」です。ちなみに「純粋な秋田おばこ」と思われている杉穂・小林瑞穂さんでも本人弁で「私は、混血」と言っています。私も「多感な時代」を浪速の船場で暮らしたので「泥臭い国」のアクが未だに抜けきれないでいます。ここで言う「泥臭い」は人なつっこく?はっきりものを言うと考えて下さい。 秋田のスギダラ人が増え、具体的(「北のスギダラ」を見て下さい。)な動きが本部との連携で進行中、「北のスギダラ・秋田おばこ3姉妹」には心から感謝しています。 スギダラ会議in秋田の開催中に私は、「杉麻呂」と言う素晴らしいスギダラ名をいただき、感激しました。が、実は、青森市の山内丸山遺跡を訪ねた際に資料センターで「縄文人度」を測ったら「100%縄文人」でした。○○麻呂は弥生人では?と考え、蝦夷「アテルイ」と同じ血が流れる者としては「仇の称」と、ほんの一瞬悩みました。しかし、本来的に面倒なコトや難しいコト、複雑なコトが大好きな私です。複雑や訳の解らないことを一度は超えて、シンプルになったコトやモノ(デザイン含む)、などと関わった人たちの若々しい笑顔を観ることがもっと好きです。だから?「杉麻呂」は気に入りました。 「日本全国スギダラケ倶楽部」のシンプルな取り組み、楽しく乗りの良い展開に参加できて感謝します。分かり易く伝える月刊杉に感謝します。[モクネット事業協同組合 代表理事 加藤長光 ] ● ちょっとした報告 きみまち塾・塾舎づくり計画進行中 場 所 モクネットの前身竃リ創の空き工場(JR二ツ井駅から2分) 内 容 (改装して)作業場・研修室・泊まり場・資料室など 使い方 すぎたんぽ大作戦やまちづくりなどの拠点 <スギダラ横町・窓山スギダラ商店街・窓山新人研修センター構想の拠点>