特集  第一回ほしなカレッジ
  おばあちゃんのような里山に

文/写真 伊藤喜久恵

   
 
 
 

初めまして!スギダラケ倶楽部の伊藤です。入会一年と新参者ですが、宜しくお願いします。
人との飲みニケーションの連続がいつのまにか仕事になる、スギダラケ倶楽部って本当に面白いです。
限界集落に行くよ。それ以外の情報は無かったのですが、私は千代田さんミニカーに乗り込み、今回スギダラ長野ツアーに参加させて頂きました。
限界集落という言葉の響きから、とてもまずい環境が広がっているのでは無いかと思いきや、

   
 
   
 

開けた空に、美しい山並み、伝統的な民家、畑に成る果物、そこに広がる景色はとても美しく、どこか懐かしく、胸が躍りました。
私達は、郷土料理を作るチーム、古民家を掃除するチーム、ツリーハウスを計画するチームに分かれ、行き先も分からぬままに汗を流しました。

 

 

 
  屋根裏から出てきた廃材で作った長テーブル
 

 

 
 

おばあちゃんと作ったおやき

   
 
 

ツリーハウス計画

   
 

とにかくやる事はたくさんある事がわかります。

「昔の価値を残して未来に残す。」
セーラさんが古民家を見ながら言った言葉です。
長野駅から車で30分離れた中山間地域は、人口が減少し、維持できず放置された家や土地がいくつもありました。このままではそこにある文化も風景も見る事も知る事も出来なくなるかもしれない。

   
 
  日本の粋を残したい。みんながハッピーになれる何かをしたい。 セーラさんからはそんな思いが伝わってきます。
   
 
   
 

夜はスギダラ恒例の飲んで歌って大宴会!
私はこの時間が大好きです。
親戚の集まりの様に大人達は語り、下の者には見えていない視野を伝え、未来の方向性を話し、くだらない事を言って飲んで歌って混ざり合う!

   
 
 

アヒルのダンスで異文化交流

   
 

山と月の下で、ビール箱を台に瓶のマイクでヨサクを歌う光景はもう何かの物語を見ている様です。こんな風に上と下、横との繋がりの場から文化は伝えられていくのかな。と地酒を開けながら思いました。

   
 
   
 

楽しいに人は集まる。
ツリーハウスやこれから始まる企画を通して、保科カレッジは楽しく土地の魅力を伝え、子供から大人、国を超え人と地域を繋げる粋な場所になると思います。
こんな素敵な取り組みをしている人達の力になりたい、時間をかけて繋がり続けると、私は勝手に決めました笑
スギダラ長野ツアー、
白紙から始める面白さがあります。
一体これからどうなるのか、続きが楽しみです!
ご興味ある方、今度は是非一緒に行きましょう!!

   
 
   
   
   
   
 

●<いとう・きくえ>日本全国スギダラケ倶楽部

   
 
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